限られた予算の中で最高の物を作る(例:世界樹の迷宮 スーパー・アレンジ・バージョン)

古代祐三氏作曲の「世界樹の迷宮」シリーズでは、
全部で3枚のアレンジアルバムを担当させて頂きましたが、
サントラ自体が非常に小さいマーケットを対象にしたものである上に、
アレンジアルバムともなると予算は更に限定的となります。
楽曲は全て新原盤&生録必須ですから、予算管理には相当な工夫が必要となります。
しかも、コアファンからの楽曲の完成度に対する期待は相当なものなので、それを裏切る訳にはいきません。

これまでの日比野の音楽活動の中で培ってきたネットワークをフル活用し、
レコーディングコストを最小限に抑えるとともに、
また全ての楽曲の中で生録が必要な箇所の割り出し・プレイヤーの労力・時間の最小化を綿密に行いました。
また、ミックスやエディット等、
クオリティに直結する部分には日比野自身がエンジニアとして調整作業を徹底的に行いました。

結果、3枚のアレンジアルバムの売上は全て好調に推移し、
また、この音源がきっかけとなって、コンサートや次の制作仕事につながるなど、
アルバムの制作自体では十分な報酬をお支払いできなかった参加ミュージシャンにも
副次的な貢献をする事が出来ました。